自社サービスであるScheemeの認知拡大・利用者増加を図るためにメディアサイトの企画から運用まで行いました。
課題
起業者向けサービスScheemeのローンチに伴い、利用ユーザーを獲得する必要があった。サービスサイトは既に公開しているが、コンテンツマーケティングを行っていないためトラフィックが少ない状態。
Web広告にてトラフィックを獲得しようと考えたが、「起業」や「資金調達」などのキーワードはリスティング広告に出稿する場合、CPCが他の業界のキーワードと比べかなり高い状況でした。1ユーザー獲得にかかる費用が合わないと判断し、オーガニック流入でのトラフィックが必要でした。
解決策
メディアサイトの構築
オーガニック流入のトラフィックを獲得するために、メディアサイトを構築。構築と合わせてScheemeユーザーのペルソナを設定、「起業見込みユーザー」「起業中ユーザー」「起業したてユーザー」の3つのセグメントに分かれます。各セグメントに合わせた検索キーワードを調査・洗い出し、記事をライティング。
ユーザー登録のCVRが300%向上
メディアサイト公開前はユーザー登録率も少ない課題がありましたが、公開後はユーザー登録率が300%向上。登録するユーザーの大半がメディアサイトからの流入で、トラフィックのあった記事はユーザーの悩みや現状を細かく言語化しており、ユーザーが記事を閲読することでサービスへの興味が向上したと考えられます。
サービスサイトでは、サービスの使い方や使用するメリットなどを記載していました。実際にこちらが提供するベネフィットとユーザーのニーズに若干のズレがあることが当施策で発覚したため、サービスサイトのコンテンツを修正し、メディアサイト流入以外のトラフィックのCVR向上にも繋がりました。
CTAのカイゼン
トラフィックを稼いでもユーザー登録に繋がらないと目的を果たせていないため、CTAのカイゼンを何度も行いました。再度ウィジェットのバナーや記事下部のバナー、テキストリンクの設置などクリエイティブカイゼンを何度も行い当初のCVRより145%向上しました。
メディアサイトを活用することで、初期投資は多少かかりますが通年で見ると広告宣伝費のコストカットに大きく貢献。また、安定したトラフィックを獲得できるため、登録ユーザー増加に大きく貢献しています。
- Direction
- Keiji Saka,kyota Shirota