アクセシビリティとは
一般的な意味でのアクセシビリティは、目的地への近づきやすさやアクセスのしやすさのことであり、利用しやすさ、交通の便などの意味を含んでいます。
ITの分野におけるアクセシビリティは、特にWebサイト上における、情報やサービスへのアクセスのしやすさのことを指しています。
バリアフリーと同じように、アクセシビリティは子供や高齢者や障がい者なども含めたあらゆる人が、どのような環境でも気軽にWebサイトを利用できるように構築することを考慮しています。
アクセシビリティの例
ワールドワイドウェブコンソーシアムという、ブラウザー技術の標準化を推進する団体から、アクセシビリティに関する指針が発表されており、聴覚障害を持つ人には音声ガイドを付けるようにすることや、画像やアニメーションにはそれと同等の内容のテキストをalt属性で表現することなど、Webサイト構築においてチェックすべきポイントや優先度などを解説しています。
アクセシビリティの問題点
アクセシビリティの問題点として挙げられるのが、アクセシビリティを向上させることでWebシステムそのものの機能が低下してしまう可能性があるということです。
現状ではアクセシビリティに対する明確な基準がないので、子供や、障がい者、健常者など、あらゆる立場の人を交えてフィードバックを行うことが今後の課題だと思います。
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