AMP(Accelerated Mobile Pages)は、モバイルページを高速に表示させるための手法(フレームワーク)です。スマホで検索した時に⚡マークがついたページを見かけることがあると思いますが、実はそれがAMPで構築されたWebページなのです。AMPが導入されたページは通常の手法によって構築されたWebページに比べておよそ4倍の速さでコンテンツを表示させることが出来ます。
AMP導入によるSEOへの効果
AMP対応することが検索順位に直接的な影響を与えることはありませんが、AMP対応することでページの表示時間が短縮され、ユーザーの離脱率が減少するなどモバイルユーザーの利便性が向上します。その結果モバイルに最適化されたサイトだと検索順位に評価されるといった側面があります。なのでモバイルフレンドりーという面からっ見ればAMP対応は重要だといえます。
AMP導入のデメリット
AMPはモバイルユーザーの利便性向上という点からみると非常に効果的ですが、AMP導入によるデメリットもあります。それはAMP対応前と対応後でデザインが大きく崩れる可能性があるということです。デザインに凝ったページであるほど、AMP対応によりデザインが崩れる可能性があります。また、導入段階でもサイトによってAMP対応方法が違うため、何かをそのままやれば導入できるわけではなく、工数がかかってしまいます。細かい設定や対応が難解でコーディング初心者では対応が難しいです。
以上の理由から、ニュースサイトやデジタル新聞などの文字中心のWebページはAMP対応が進んでいます。一方ECサイトなどの情報量が多いWebサイトはまだAMPへの対応がそれほど進んでいません。
ご自身のサイトの特徴を考えてAMP対応を検討されることをお勧めします。
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