canonical属性とは?
「canonical属性」(カノニカル属性)は、URL正規化のためのタグです。URLの正規化とは、同じコンテンツを表示する複数のURLのうち、1つの正式なURLとみなすような検索エンジン向けに記述する方法です。たとえば、以下のような場合、表示されるページの中身が同じでも、複数のURLが考えられます。
WWWの有無
同じページを表示するwww.example.com / example.com というURLがある時、これらのURLはGoogleにとっては異なるページとして認識される場合があります。canonical属性を使用することで、分散した評価を1つのURLに集約して統合することが出来ます。canonical属性は<head>内に、<link rel=”canonical” href=”https://example.com”>のように統一したいURLを指定して記述します。
例を挙げると、www.example.comに4本の被リンクがあって、example.comに3本の被リンクがあったとして、www.example.comの<head>内に<link rel=”canonical” href=”https://example.com”>とcanonicalでexample.comを指定してあげることで、被リンクがexample.comに集約され7本の被リンクを持つことになります。
ただし気をつけたいのは、SEO価値のないページ同士だと、いくら正規化しても、トラフィック改善やコンバージョン改善にほとんど効果がないという点です。なので評価を集約しようと、やみ雲に沢山のページにcanonicalを書くのではなく、あくまで内容が重複しているページにのみ限定して書くようにしましょう。
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