App Indexing(アップ・インデクシング) とは
App Indexingとはウェブサイトとアプリを関連づけて、モバイルでの検索結果にアプリダウンロードを表示するGooggleの仕組みのことです。ユーザーが Google でモバイルアプリの関連コンテンツを検索すると、検索結果のオプションから直接アプリを起動できるようになります。もう少しざっくり言うと、App Indexとは検索結果とアプリを直接結びつける機能で、主にユーザーの検索体験の向上が目的です。以前はGoogle App Indexingと呼ばれていましたが、現在はFirebase App Indexingに名称が変わっています。
App Indexingのメリット
大きなメリットとしては挙げられるのは、ユーザーの利便性の向上と、検索結果への好影響です。
ユーザーの利便性が高まる
スマホでGoogle検索をしていると、ウェブページを閲覧してからアプリ起動する際や、逆にアプリからウェブページへと切り替えるなど、無駄な動作をしなくてはならないシーンも少なくありません。ポップアップダイアログなどの出現についてもスマホユーザーの利便性を損ねてしまう可能性があります。
Webビュー表示するアプリケーションを運営している場合、App Indexingをすることで、ウェブサイトと同じようにクローラーがスアプリケーション内のコンテンツもインデックス可能となり、検索結果画面にはアプリケーション内部のコンテンツに繋がるディープリンクが表示されます。
よってユーザーに対して無駄なタップなどの動作をさせる必要も無くなり、ウェブサイトとアプリケーション間をより簡単に横断してもらう事が可能になります。またUX(ユーザー体験)の改善・向上にも繋がります。
検索結果上で有利になる(ランキング・視認性)
App Indexingを実装することにより、アプリに遷移する手間が省け、アプリの利用率も高まります。さらに、検索結果上でランキング・視認性ともに有利になるといった効果もあります。現在、App Indexingの実装有無はAndroidユーザーのランキングシグナルのひとつとなっています。また、実装されている場合、検索結果上にアプリのアイコンが表記されるようになり、視覚的にも目立ちます。モバイルユーザーが増えている今、モバイルの検索結果でこうした特性があるのは最大のメリットと言えます。
Googleは、スマホ利用に最適化されたサイトが”モバイルの検索結果で優遇されやすくするように変更する”と アルゴリズムの変更を発表しました。App Indexingはスマホユーザーの利便性向上に繋がるため、SEO的にも有利となります。
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