日々のSEOを行う上で、やはりキーワードの選定は欠かせないもの。
当社でも、クライアントのSEO設計をする際には数的な根拠をもった計画をたてます。
SEOは設計が最も重要になりますので、キーワードの選定には非常に時間をかけます。
裏を返せばキーワードの選定を間違わなければSEOプロジェクトはうまくいく可能性が高くなります。
今回はそんなSEOにおけるキーワード選定のポイントをお伝え致します。
SEOキーワードを選定するポイント① 訴求したいターゲットを明確にする
SEOでキーワードを決める際には、ターゲットとなるユーザーをしっかりとイメージしてキーワードを選定しなければいけません。
GoogleやYahoo!の検索窓にユーザーの打ち込むキーワードが「何を求めているのか」をターゲットユーザー目線で考えることが重要となります。
例えば、「Webサイト制作」の場合
上記の場合、ユーザーはWebサイトを制作している会社を探している可能性が高いと言えるでしょう。
しかし、「Webサイト作成」では
この場合、ワードプレスWixなど自分でホームページを作ることができるツールを探している可能性が高いと言えます。
このように、キーワードが似ていてもユーザーのほしい情報は異なるケースが多いです。
もし、異なったキーワードをSEOで上位表示できたとしてもユーザーの求めている答えとは違うため直帰率が高くなったり、CTRの悪化が起こる可能性があります。
これらは日々、Googleアナリティクスやサーチコンソールをチェックして「キーワードの選定は間違っていなかったか?」「ディスクリプションは変更したほうがCTRは上がるのでは?」と模索しながら運用することが大事です。
SEOキーワードを選定するポイント② 自社及び競合のサイトをしっかりと分析する
自社サイトに訪れたユーザーの検索キーワードを調査することは、日々のSEOにとても有効です。
Googleアナリティクスやサーチコンソールをつかって検索クエリを見ることができるので日次のSEOタスクとして繰り返していくことが内部SEOには非常に効果的です。
また、近年ではサーチコンソールから検索クエリが見れなくなりつつあります。
そこで、サイト内検索をGoogleアナリティクスに連携しておくことでサイト内でユーザーが何を探していたかをあぶり出すことも有効だと言えるでしょう。
このようなユーザーが実際に検索したキーワードを調べて、記事のタイトルやディスクリプションを変えることでSEOにおける検索順位やCTR(クリック率)が変わるでしょう。
キーワード調査を行うことで、自分たちが想定してないキーワードでユーザーがWebサイトに訪問していたりすることがあります。
いわゆる「表記ゆれ」といったものです。
コンテンツ内部でもこれらの表記ゆれを意識しながらチューニングすることも大事な内部SEOなので忘れずやっておきたいですね。
SEOキーワードを選定するポイント③ SEOに使えるツールを使いしっかりと調査する
SOEを行っていく上で色々なWebツールを使うことが多いです。
そんな中でも使用頻度が高く、効果的なSEOツールをご紹介致します。
・Google Adwords「キーワードプランナー」
・Googleアナリティクス
・Googleサーチコンソール(旧:ウェブマスターツール)
SEOにおけるキーワード選定のまとめ
キーワードを決めると言ったことをしっかりと体系化していない企業が多くいらっしゃいますが、それでは効果的なSEOとはいえません。
「KPIを達成するため、ラフィックを増やさなければならないのでSEOを行う」と頭に入れておき、コンテンツのキーワード揺れを解消してターゲットユーザーに最適な情報を届けることがSEOを成功させる鍵といえるでしょう。
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