meta要素とは
meta要素はhead要素に書く要素で、複数の個数をhead要素の中に含めることができます。用途としては、テキストのマークアップとは別に「ページの情報(プロファイル)」を指定することに使用されます。検索エンジンに関連するところでは、キーワードの指定、ページ要約文の指定、使用している文字セットの指定、検索エンジンロボットの動作の指定、といったものが代表的なものになります。
meta要素の属性
meta要素にはいくつかの属性があり、それぞれが重要な役割を持っています。
name属性
name=”プロパティ名”のように記述します。
ここでのプロパティ名は、author(著作者名)、keywords(キーワード)、description(ページの要約)などです。content属性と組み合わせて様々な情報を提供できます。
http-equiv属性
http-equiv=”HTTPヘッダ用のプロパティ名”というふうに記述します。
http-equiv属性は主にユーザーエージェント(ブラウザ)に対してそのページをどのように表示させるかという
情報(プラグマ指示子と呼ばれます)を記述することで、指示を出すことができます。content属性を用いて指示を書いていきます。
content属性
name属性あるいはhttp-equiv属性で指定したプロパティの値を指定します。
charset属性
HTML5で追加された属性で、文書で使われる文字エンコーディングを指定します。
文書中にcharset属性を持ったmeta要素は2つ以上記述してはいけません。
まとめ
meta要素は基本的にhead要素内に記述するので、直接Webページにコンテンツとして表示されるものではないですが、文書の情報を検索エンジンに伝えるという意味でも、とても重要なものです。meta要素を適切に記述することはSEOの観点からも非常に重要です。